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小さかろうが、弱かろうが、 私、正しいモノの味方です。

”凜とした生き様”

昨年12月、封切りと同時に観たのだが、年を跨いで再度
見直しても感動するので、これは良い映画なのだと思い・・・

『武士の家計簿』:磯田道史による同名のノンフィクション(新潮新書)を元にした日本の時代劇映画。
   監督     :森田芳光
   製作総指揮:原正人、飛田秀一、豊島雅郎、野田助嗣
   製作     :『武士の家計簿』製作委員会
   脚本     :柏田道夫
(C)2010「武士の家計簿」製作委員会
(C)2010「武士の家計簿」製作委員会

”刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた”なるコミカルタッチなキャッチ
コピーを宣伝に使い勘違いされる動員を計っているが、これは間違いなく明治
維新を支えた日本人の凜とした生き様を描いた偉人伝なのである。

武士の身分を補償され、実質経済は商人達におんぶに抱っこ。まるで何処かの
国の経済施策の様な状況に危機意識を持って、勘定方ソロバン侍一家が刀では
無くソロバンで藩の危機を救い、後には維新間もない明治政府で、列強の脅威
からこの小さな国を守ったと云う偉人伝なのだ。読んでから観る事をお奨め
する1本。



『最後の忠臣蔵』:池宮彰一郎による同名小説の映画化(旧題『四十七人目の浪士』)
  監督      :杉田成道
  製作総指揮 :ウィリアム・アイアトン
  製作      :「最後の忠臣蔵」制作委員会
  脚本      :田中陽造

(C)2010「最後の忠臣蔵」製作委員会
(C)2010「最後の忠臣蔵」製作委員会

”赤穂浪士討ち入り 後日譚”として、安易に「お軽勘平」の話かと思っていたが、
いやいやどうして、泣ける作品でした。
忠義のために、或るは浪々の身となり諸国に散った元藩士の窮状を救う16年を
費やし、或るは商人に身分をやつし主君の忘れ形見を守り抜く。元同僚達から
の誤解を受けながらも、自身の名誉や面子を捨て去り、恥を忍んで生き続けた
2人の武士の”凜とした生き様”に、思わず感涙の1本。

毎日の煮え切らないオッサン達を見捨てて、穏やかに爽やかな涙を流して下さい。

ロードショウを見損なった半年後でも、政局は遅々として進んでいないで
しょうから、DVDでもご覧頂きたい2作品です。



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